7月、8月に行った研修について紹介します。
どちらの研修も感染症予防の観点から、本校会場ではありますが、各教室に分散しオンラインで研修を行いました。
【重度重複障がい児の理解①】
山形県こども医療療育センター 鈴木優太先生より「肢体不自由児の病識理解・リハビリ・装具等」について講義をしていただきました。
身体の特徴や機能について具体的に教えていただいた上で、装具の必要性や装着時の留意点など分かりやすく教えていただきました。また、学校生活で教員が感じていた疑問や質問などにも答えていただき、より児童・生徒の実態を理解し、支援していくことを大切にしていきたいです。

【重度重複障がい児の理解②】
山形県こども医療療育センター 田中朋子先生より「摂食・嚥下障害・誤嚥・口腔ケア等」について講義をしていただきました。
児童・生徒の実態に合った食形態や食具を使用すること、食事介助の注意点など摂食指導のチェックポイントを分かりやすく教えていただきました。また、口腔ケアの重要性やポイントなども教えていただき、理解を深めることができました。児童・生徒にとって楽しい給食の時間になるよう、安全に支援することを心掛けていきたいです。
【重度重複障がい児の理解③】(県主催研修)
山形県こども医療療育センター 白幡惠美先生より「重度心身障がい児の理解と支援~医療的ケアの概要~」について講義をしていただきました。
医療的ケアの基本的なところから、安定した呼吸をするために必要なことや痰への対応などについて具体的に教えていただきました。また、子どもの教育機会を確保・充実を図るために、家族、看護師、医師など様々な人と連携しながら医療的ケアをしていくことの大切さを改めて確認することができました。
【看護師 実技研修】
山形県こども医療療育センター 白幡惠美先生、江口要子看護師より「~手技の向上と緊急時の対応~」の実技研修をしていただきました。緊急時に備えて様々な事例を想定し、分かりやすく教えていただきました。また、フィリップス・ジャパンの担当者様には、呼吸器について実際に機器に触れながらご説明いただきました。
