医療連携部では、医療的ケアに関する研修を行っています。
【令和5年度 教員・看護師の研修 年間計画】
4月 医療的ケア総論「ゆきわりの子どもについて」
医療的ケア概論「ゆきわりの医ケアの実際」
発電機の研修
緊急時の対応について(教員・看護師合同)
7・8月 重度重複障がい児の理解(県主催・医ケア研修も一部含む)【本校会場】
(リハビリ・てんかん・摂食・口腔ケア・呼吸器と「吸引」など)
随時 【ミニ研修】医ケアの実際(教員) 職員会議後の10分程度実施
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今回は、ゆきわり養護学校で行われている研修の一部について紹介します。
【緊急時の対応について】
4月は、緊急時を想定した研修を行いました。始めに医療的ケアを必要とする子どもに
起こりうるリスクと緊急時の対応について確認した後、医療連携部が緊急時の搬送までの
流れをデモンストレーションしました。その後、学部ごとグループに分かれ、様々な事
例を想定し、役割や動きの確認、カニューレの再挿入などについて看護師とともに確認し
ました。

【ミニ研修】
ゆきわり養護学校では、職員会議後の10分程度の時間を活用して、医療的ケアについ
ての情報を発信し、校内の共通理解を図ることで、児童生徒の学習の充実につなげるため、
ミニ研修を行っています。
5月は、「医療的ケアの実際 ~経管栄養・注入編~」についてのミニ研修を行いました。
6月は、「医療的ケアの実際 ~気管カニューレ編~」についてミニ研修を行いました。
気管カニューレの実物を見て、様々な種類があること、児童生徒の実態によって使用して
いるものは違うことを理解しました。また、事故防止のためのチェックの観点や予備物品
(胃ろうボタンやカニューレなど)の所在を知っておくこと、注入物の種類が個人によって
違うことなど全体で共通理解しました。