山形県立ゆきわり養護学校 201811.4撮影 校舎全景

山形県立ゆきわり養護学校

 

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住所

山形県立ゆきわり養護学校
〒999-3145
山形県上山市河崎三丁目7番1号
TEL
職員室(023)673-5023
事務室(023)673-3641
寄宿舎職員室
   (023)673-3610
FAX(023)673-3608
E-mail: yyukiwariyo@pref-yamagata.ed.jp
HP: http://www.yukiwari-sh.ed.jp

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お知らせ

医療連携部では、医療的ケアに関する研修を行っています。

 

【令和5年度 教員・看護師の研修 年間計画】

4月   医療的ケア総論「ゆきわりの子どもについて」

     医療的ケア概論「ゆきわりの医ケアの実際」

     発電機の研修

     緊急時の対応について(教員・看護師合同)

7・8月 重度重複障がい児の理解(県主催・医ケア研修も一部含む)【本校会場】

(リハビリ・てんかん・摂食・口腔ケア・呼吸器と「吸引」など)

随時   【ミニ研修】医ケアの実際(教員) 職員会議後の10分程度実施

 
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今回は、ゆきわり養護学校で行われている研修の一部について紹介します。

 

【緊急時の対応について】

 4月は、緊急時を想定した研修を行いました。始めに医療的ケアを必要とする子どもに
起こりうるリスクと緊急時の対応について確認した後、医療連携部が緊急時の搬送までの
流れをデモンストレーションしました。その後、学部ごとグループに分かれ、様々な事
例を想定し、役割や動きの確認、カニューレの再挿入などについて看護師とともに確認し
ました。





【ミニ研修】

 ゆきわり養護学校では、職員会議後の10分程度の時間を活用して、医療的ケアについ
ての情報を発信し、校内の共通理解を図ることで、児童生徒の学習の充実につなげるため、
ミニ研修を行っています。
 5月は、「医療的ケアの実際 ~経管栄養・注入編~」についてのミニ研修を行いました。
 6月は、「医療的ケアの実際 ~気管カニューレ編~」についてミニ研修を行いました。
気管カニューレの実物を見て、様々な種類があること、児童生徒の実態によって使用して
いるものは違うことを理解しました。また、事故防止のためのチェックの観点や予備物品
(胃ろうボタンやカニューレなど)の所在を知っておくこと、注入物の種類が個人によって
違うことなど全体で共通理解しました。

 

令和4年度 教員研修

7月、8月に行った研修について紹介します。
どちらの研修も感染症予防の観点から、本校会場ではありますが、各教室に分散しオンラインで研修を行いました。

【重度重複障がい児の理解

 山形県こども医療療育センター 鈴木優太先生より「肢体不自由児の病識理解・リハビリ・装具等」について講義をしていただきました。
 身体の特徴や機能について具体的に教えていただいた上で、装具の必要性や装着時の留意点など分かりやすく教えていただきました。また、学校生活で教員が感じていた疑問や質問などにも答えていただき、より児童・生徒の実態を理解し、支援していくことを大切にしていきたいです。

 



【重度重複障がい児の理解②】

 

山形県こども医療療育センター 田中朋子先生より「摂食・嚥下障害・誤嚥・口腔ケア等」について講義をしていただきました。

児童・生徒の実態に合った食形態や食具を使用すること、食事介助の注意点など摂食指導のチェックポイントを分かりやすく教えていただきました。また、口腔ケアの重要性やポイントなども教えていただき、理解を深めることができました。児童・生徒にとって楽しい給食の時間になるよう、安全に支援することを心掛けていきたいです。
      




【重度重複障がい児の理解③】(県主催研修)

 山形県こども医療療育センター 白幡惠美先生より「重度心身障がい児の理解と支援~医療的ケアの概要~」について講義をしていただきました。
 医療的ケアの基本的なところから、安定した呼吸をするために必要なことや痰への対応などについて具体的に教えていただきました。また、子どもの教育機会を確保・充実を図るために、家族、看護師、医師など様々な人と連携しながら医療的ケアをしていくことの大切さを改めて確認することができました。

 

 



 【看護師 実技研修】

 山形県こども医療療育センター 白幡惠美先生、江口要子看護師より「~手技の向上と緊急時の対応~」の実技研修をしていただきました。緊急時に備えて様々な事例を想定し、分かりやすく教えていただきました。また、フィリップス・ジャパンの担当者様には、呼吸器について実際に機器に触れながらご説明いただきました。